授かり体質を作るために、オンとオフがとっても大事。
多くの方がオンのスイッチが入りっぱなし。
体をリラックスして、気持ちも落ち着かせていきましょう!
ちょっとしたことでイライラしたり、
不安を感じたりすると
感情は自律神経の反応をひきおこします。
自律神経とは、自動的にからだの働きを調整している神経のこと。
自分ではコントロールできないものですね。
たとえば、
呼吸が速くなる、不眠、緊張、ふるえ、吐き気、消化不良、下痢、
トイレが近くなる、、口のかわき、腹痛、発汗、めまいなど。
こどもの頃、何かの発表会の前にお腹が痛くなったり、
トイレに何度も行ったりとか経験したことがありませんか?
そんなときのどうすれば良いか、
それはずばり『呼吸法』です!
呼吸法とは、昔から座禅やヨガに取り入れられてきました。
呼吸は自律神経によってコントロールされていますが、
自分でもある程度コントロールできます。
呼吸は『自律神経の窓』。
呼吸を通して、自律神経に働きかけることができます。
さてここで実際に試してみよう!
落ち着いている時の、呼吸の回数を数える。
通常は1分間に10~24回
あなたの呼吸は1分間に何回ですか?。
不安、イライラ、緊張があると呼吸は速くなり
リラックスしている時は呼吸は遅くなります。
毎日、心のアップダウンがあるかと思います。
ワクワク、楽しいドキドキならOKですが
毎日の育児やご主人に対してのイライラ、
先の見えない妊活による不安を感じる時間が長い方は、
ぜひリラックス呼吸の時間をこまめに作っていきましょう!
リラックス呼吸のためのポイント
呼吸法には胸式呼吸と腹式呼吸がありますが
腹式呼吸を心がけていきましょう。
吸ったときの横隔膜の緊張感を、
息を吐くときに取れるのを感じましょう。
3秒間息を吸い、2秒間止めて、5秒間息を吐く。
息を吸うときに、お腹に力が入り、お腹がふくらむ。
息を吐くときに、お腹の力が抜け、お腹がひっこむ。
分からなくなったら吐くほうを意識して過ごしていきましょう!
吐ければ自然に吸えますよ。
最後に、小ネタとして
緊張したときの対応策として昔から言われてるのが
手のひらに人、人、人と3回書いて飲み込む。
『人を飲み込む』ということで、
大勢の人前にでたときに、その大勢の人に
飲まれないようにするというおまじないのようなもの。
また手のひらの中心に、心を落ち着かせる
『労宮』というツボがあり
人という文字を書くと『労宮』のツボを自然となぞるから良いとか。
『労宮』は心臓に繋がっていて
そこを軽く触れると交感神経の興奮を抑制して
ほてりやめまい、緊張をほぐす効果を得られるようです。
『労宮』の場所は、
手のひらの中央で、指を握ったときに
中指と薬指の間の先端。
採卵、移植の前など緊張が強そうなときに試してみてください。