20年前にはあまり知られることはなかったですが、
最近は『不妊症』という言葉も認知されてきましたよね。
不妊症の定義は?
ひと昔前までは、3年となっていましたが、
WHOの定義では
『避妊をせず、1年以上妊娠をしない状態』を
不妊症としています。
不妊治療の歴史
日本の不妊治療の歴史は、1949年に初めて、人工授精が成功し、
そこから約30年後に体外受精、
1944年に顕微授精が成功しました。
しかし、不妊症自体は紀元前の時代から
中国では存在していたそうです。
西洋医学が発展する前、東洋医学では
鍼灸や漢方では治療が進んでいたとされています。
最近の不妊治療
不妊治療が世間一般とされ始めたのは
この5年から10年ぐらいです。
10年前と今では高度医療を受ける方は約2倍に増えて
今では不妊症=高度医療という考え方が主流になりつつありますよね。
この50年〜100年前にはこんなに不妊症の方はいなかったのに
なぜこんなに増えてしまったのでしょうか。
不妊症になりやすい生活スタイル
そこには、高度成長とともに
便利なものが増えてきたことが考えられます。
洋式トイレ、エスカレーター、エレベーター
電動自転車などもそうですし、
コンビニやスーパーで
簡単に食べ物が手に入る習慣も影響していると思います。
今の時代ですら
不妊で悩んでいる人が多い現状を考えると
今の子供達が大人になった頃は
一体どうなっているのか不安を感じています。
自分で子供が欲しいと思ったタイミングで授かるためにも
子供の頃からの食生活や生活環境が大切になってくると思います。
まだうちの子は小さいから関係ない、ではなく
将来、自分の子供が不妊症で悩まずに済むように
今のうちから正しい知識と体作りをしていきましょう!